都市鉱山
都市鉱山(としこうざん、英語:urban mine)とは、都市でゴミとして大量に廃棄される家電製品などの中に存在する有用な資源(レアメタルなど)を鉱山に見立てたものである。そこから資源を再生し、有効活用しようというリサイクルの一環となる。地上資源の一つでもある。
1980年代、東北大学選鉱製錬研究所の南條道夫教授らが提唱したのが最初である。その後、東北大学多元物質科学研究所の中村崇教授らによって、都市鉱山開発のための人工鉱床計画などの構想も生まれた。近年の産業界では、レアメタル価格の暴騰などにより、廃棄された携帯電話やパソコンの部品から希少資源を回収するなどの対策が進められており、都市鉱山という概念が再評価されている。
日本の都市鉱山
都市鉱山という観点から見ると、日本は世界有数の資源大国である。独立行政法人物質・材料研究機構が2008年1月11日に発表した数字によると、日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800トンで、これは全世界の現有埋蔵量の約16%にあたる。
銀は60,000トンで、これは世界の埋蔵量の22%にもおよぶ。同様にインジウムは世界の61%、錫は11%、タンタルは10%と、日本の都市鉱山には全世界埋蔵量の一割を超える金属が多数存在する。
以上wikipediaより
なぜ都市鉱山なのか
日本にも資源がまったくないわけではないのだが、大半を海外からの供給に依存している。
そして、ひとたび資源高や供給が不足するとそのダメージは大きなものとなる。
今後の事を考え、現在国内に眠っている資源をいかに効率よく循環させるかが重要です。
携帯電話
携帯電話には様々な電子部品が使われ一部にはレアメタルも用いられている。
なぜレアメタルを使うかというと、小型化の為に特殊な金属を用いられています。
現在各メーカー、使い終わった携帯電話の回収は一応行ってはいるが、回収率は低い。
たしかに現在の携帯電話は高機能化しているので、一つ前の携帯電話をそのまますぐゴミとはしたくないという方もいらっしゃると思います。
しかし、買い替え2つ前の携帯電話となれば、やはり不要な場合が多いでしょう。携帯メーカーは機種変更時に買い替え2つ以上前の携帯電話回収を積極的に行うべきだと思う。
ちなみに、資源としてケータイを考えた場合、多く集めればそれなりに価値のあるものになるが、一台あたりとしては数百円以下にしかならない。
中古携帯もしくは中古パーツとしてリユースするならもう少し高い金額での下取りも可能でしょうが、リサイクルの前提だと1台あたりでの価値は些細なものです。
資源価格の高騰と下落
新興国の需要の高まりによって、上昇してきた資源価格も、米国のサブプライムローン問題から投機マネーが減り、需要も減った事で下落しました。
しかし、世界の人口は今も増え続けており、資源需要はまた高まっていくものと予想されます。
資源価格が下がり、ゴミを資源にする事は難しい今ですが、逆に今ゴミの資源化をすすめられれば、今後資源需要が高まってきた時、大きな成果をえられるのかもしれません。
ゴミを資源にするには
そのままではゴミはゴミです。
ゴミを資源化する為には、分別が重要です。
分別を行い、それが価値のある資源に変換できてこそ、都市鉱山と言えます。

